小さい頃からおばあちゃんっ子だった私。
周囲に福祉業界を目指す友人が多かったこともあり、就職活動の際には、自然とこの道を志すようになりました。
とはいえ、福祉や介護の知識はほぼゼロ。
「教育体制が充実している会社」を探して、見つけたのが当社でした。
まずは雰囲気を知ろうと、当社のグループホームを見学してみることに。
一歩足を踏み入れた瞬間、その明るい雰囲気に驚きましたね。
ご利用者もスタッフも楽しそうに笑っていて、初対面の私にも気さくに声をかけてくれて。
「自分もここで働きたい!」と思うまで、時間はかかりませんでした。
ご利用者と生活をともにしながら、必要な介助などを行うことがグループホームの仕事。
大切なのは手取り足取り手伝うケアではなく、ご利用者の『自立』した生活を支えるためのサポートを行うこと。
例えば一緒に洗濯物を干したり、食事の支度をしたり…。ご利用者ができることはご利用者自身で行っていただくことで、その方らしいイキイキとした毎日が実現するのです。
まだ、20年程度しか生きていない私は、日々、ご利用者から教えていただくことのほうが多いくらい。人生の先輩方のお話はとても興味深く、刺激的で、あっという間に時間が過ぎていきます。
私の職場では、男性スタッフはどちらかというと少数派。
「男性だから、女性だから」と意識することはあまりありませんが、そういえば入社当初は、料理についてはかなり苦戦しましたね。
包丁の持ち方もおぼつかない私を見て、ご利用者が「こうやるのよ」とカボチャの切り方を教えてくれたり、「ちょっとしょっぱいわね」と味付けを調整してくれたり。
おかげで、今では肉じゃがや煮物は及第点をもらえるまでに上達しました!
現在の目標は、フロアリーダーになって、ご利用者とのコミュニケーションを楽しみながら、職員全員がより良い環境で働けるフロアを作っていきたいです。